沖縄は日本の南に位置し、独自の文化を形成してきた歴史があります。本土にはない食文化や建築物、そして伝統工芸に触れるのも沖縄旅行の楽しみでもあるのです。沖縄の一風変わった楽しみ方を旅行に取り入れてみてはいかがですか。
沖縄は亜熱帯地域に属しているので、独特な生態系を形成しています。生えている植物は珍しいものが多いので、沖縄の自然を肌で感じることができるのです。アクティビティも満載なので、いつもとは違う冒険に出かけてみましょう。
沖縄とは本州とはかなり離れた場所に位置しています。そして基本的に大気汚染が進んでいないほか街明かりも少ないため、本島の空港がある県庁所在地を除き、各地では晴れた日の夜にきれいな星空を見る事が出来ます。そんな中、現地の旅行関連会社・写真館などが本島の郊外エリアや各離島において天体観測ツアーを開催しています。なお、1万円・2万円といった高額な費用が発生するわけではありません。ツアー料金は5000円前後が相場となっており、移動距離が短い場合はコストが3000円程度で済む場合もあります。所要時間に関しては3時間前後のケースが多く、そんなに長い空き時間を必要としません。そのため、特に夏場にこういったツアーに参加する観光客が増えています。
続いて、沖縄の夜空ではどんなものが見えるのかというと、まず夏場であれば晴れた日に肉眼できれいな天の川をみることができます。ちなみに天の川の正体とは地球や太陽系が属する銀河(通称=天の川銀河)の断面図です。太陽系は天の川銀河の外側のほうに位置しており、夏の夜に見えるのは星の密集地である銀河の中心方面という事になります。ただし、地球の外側にもたくさんの星がある関係で、沖縄においては冬場でもうっすら「冬の天の川」も眺める事が可能です。また、空気がよどんでいる地域ではまったく見えないような星雲に関しても双眼鏡を利用すればよく見えます。その他、天体望遠鏡を利用すると教科書・図鑑でしか見た事がないような遠くの銀河なども確認できます。